ルクソール神殿、カルナック神殿、王家の谷:日帰り旅行ガイド
ルクソールには、エジプト屈指の名所が3つあります。古代エジプト最大の神殿複合体であるカルナック神殿、現代の街の真ん中に立つルクソール神殿、そしてファラオたちが埋葬された王家の谷です。カルナック神殿と王家の谷は、紅海から日帰りで見ることができます。ハルガダからは道路で片道約4〜5時間、マルサ・アラムからはバスの日帰りツアーが、シャルム・エル・シェイクからは飛行機の日帰りツアーがあります。
かんたんガイド
- ハルガダからルクソールまでの距離は?
- 道路で片道約4〜5時間です。ハルガダからの日帰りツアーは、お迎えからホテルに送り届けられるまで15〜20時間かかります。
- ルクソールは1日で観光できますか?
- はい。ハルガダ、マルサ・アラム、シャルム・エル・シェイクからの日帰りツアーでは、カルナック神殿、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像に加え、王家の谷または王妃の谷を訪れます。
- カルナック神殿とルクソール神殿は同じですか?
- いいえ。どちらもナイル川東岸にある別々の神殿で、約3km離れており、スフィンクス参道で結ばれています。カルナック神殿のほうがはるかに大規模です。海岸リゾートからの日帰りツアーの多くは、ルクソール神殿ではなくカルナック神殿を訪れます。
- 王家の谷のチケットでは何が見られますか?
- 通常のチケットで3つの墓に入れます。ツタンカーメンの墓には別のチケットが必要です。
- ルクソール日帰りツアーの料金は?
- 2026年10月時点で、ハルガダからは1人95ドルから、マルサ・アラムからは70ドルから、シャルム・エル・シェイクからの飛行機ツアーは約245ドルからです。最新の料金は各ツアーページに表示されています。
ルクソール神殿とカルナック神殿:ひとつではなく2つの神殿
カルナックはひとつの神殿ではなく、歴代のファラオがおよそ2,000年にわたって建設と増築を重ねてきた神殿群全体を指し、その多くはアメン神に捧げられています。大列柱室には134本の巨大な柱が立ち並び、神殿のそばには聖なる池と大きな石のスカラベがあります。ほぼすべてのルクソール日帰りツアーに含まれている見学地です。
ルクソール神殿は、そこから約3km南の現在の街の中心部に立っています。主にアメンホテプ3世とラムセス2世によって建てられました。かつて門の前に立っていた2本のオベリスクのうち1本は今もその場所に残り、もう1本は1830年代からパリのコンコルド広場に立っています。スフィンクス像が両側に並ぶ参詣道、スフィンクス参道が、ルクソール神殿とカルナック神殿を結んでいます。
海岸からの日帰りツアーは時間が限られているため、ふつうカルナック神殿は含まれていても、ルクソール神殿は含まれていません。両方を見たいなら、王家の谷、カルナック神殿、ルクソール神殿ツアーがルクソールのホテルから出発して両方を巡るので、ルクソールに1〜2泊する場合に向いています。
王家の谷
ナイル川西岸、崖の向こうの乾いた谷に、新王国時代のファラオたちが葬られました。墓は岩を深く掘って造られ、床から天井まで彩色されています。これまでに60基以上の墓が見つかっています。通常のチケットでは、その日に公開されている墓の中から3つを選んで入ることができ、ツタンカーメンの墓には追加のチケットが必要です。
ハルガダからの日帰りツアーには王家の谷が含まれます。シャルム・エル・シェイクからのツアーと、マルサ・アラムからの2つのプランのうち1つは、代わりに王妃の谷を訪れます。王妃の谷は、王妃や王女、王家の子どもたちが埋葬された場所です。ルクソール発のツアーは両方の谷を訪れ、ツタンカーメンの墓も含まれます。
西岸:ハトシェプスト女王葬祭殿とメムノンの巨像
ハトシェプスト女王葬祭殿は、デイル・エル=バハリの崖を背に、テラス状に重なってそびえています。ファラオとしてエジプトを治めた数少ない女性の一人、ハトシェプストのために建てられたものです。その近くにあるメムノンの巨像は、かつてアメンホテプ3世の神殿を守っていた2体の巨大な石の座像です。どちらもほぼすべてのルクソール日帰りツアーに含まれており、両岸を結ぶナイル川の短いボート移動も同じく組み込まれています。
ハルガダ、マルサ・アラム、シャルム・エル・シェイクからルクソールへの行き方
| 出発地 | 移動手段 | 全行程 | 主な見どころ |
|---|---|---|---|
| ハルガダ | 大型バスまたはミニバス、片道約4〜5時間 | 15〜20時間 | 王家の谷、カルナック神殿、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像 |
| マルサ・アラム | サファガ経由の大型バス | 約18時間 | カルナック神殿、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像、さらにデンデラまたは王妃の谷 |
| シャルム・エル・シェイク | 飛行機 | 約17時間 | カルナック神殿、王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像 |
ハルガダから:王家の谷を訪れるルクソール日帰りツアーは早朝にお迎えがあり、所要時間は約15時間で、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語のいずれかを話すガイドが案内します。ハルガダ発・王家の谷日帰りツアーは約20時間です。どちらも昼食、エジプト学者のガイド、そしてこの日の4大見どころが含まれます。
マルサ・アラムから:カルナック神殿とデンデラを訪れるルクソール日帰りツアーは、トイレ付きの大型バスでサファガを経由して海岸からナイル渓谷へ向かい、ドライバー2名と警備員が同行します。プランは2つから選べ、ショッピングの立ち寄りがないデンデラのハトホル神殿か、王妃の谷のどちらかです。ガイドはロシア語を話し、ホテルを離れている時間は約18時間です。
シャルム・エル・シェイクから:飛行機で行くルクソール日帰りツアーは、約17時間でルクソールを往復します。英語を話すガイド、ナイル川を渡るボート、川を望むビュッフェ形式の昼食が付いています。シナイのスタンプだけでは不十分なためエジプトのビザが必要で、航空券の座席数にも限りがあるので、数日前までに予約しましょう。
泊まる場合:ハルガダからルクソールへのプライベート送迎は、乗用車またはミニバスをグループだけで利用でき、ドア・ツー・ドアで約4〜5時間です。ルクソールに1泊すれば、ルクソール神殿、ルクソール発のツアー、日の出の熱気球フライトを楽しむ時間ができます。
日の出の熱気球
日の出の熱気球ツアーでは、早朝にルクソール中心部のホテルまたはクルーズ船までお迎えに来ます。フライトは天候が許せば約30分で、ナイル川や畑の上をゆっくりと漂い、風向き次第では王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、カルナック神殿の上空も飛びます。全体で約3時間をみておきましょう。6歳未満の子ども、妊娠中の方、腰に不安のある方には適していません。また、夜明け前に出発するため、ルクソールでの宿泊が必要です。
服装と持ち物
歩きやすい靴を履いていきましょう。神殿や墓は足元が凸凹していて段差も多いため、歩くのが難しい方には向かない場合があります。とくに暑い時期には帽子、サングラス、日焼け止めを、さらに冷房の効いたバス用の薄手の上着とパスポートも持っていきましょう。ほとんどの日帰りツアーでは昼食時の飲み物とチップが含まれていないので、現金を少し持っておくと安心です。
よくある質問
ハルガダからルクソールまで、どのくらいかかりますか?
交通状況、道路、休憩によって変わりますが、道路で片道約4〜5時間です。
ルクソールは1日で観光できますか?
はい。ハルガダからの日帰りツアーなら、ホテルを出てから戻るまでの15〜20時間で、カルナック神殿、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像を巡ります。
カルナック神殿とルクソール神殿は同じものですか?
いいえ。カルナック神殿はルクソール北部にある広大な神殿群で、ルクソール神殿はそこから約3km南の街の中心部にあります。両者はスフィンクス参道で結ばれています。
日帰りツアーでツタンカーメンの墓は見られますか?
王家の谷の通常チケットとは別に、専用のチケットが必要です。ルクソール市内から出発するツアーには含まれています。
シャルム・エル・シェイクからルクソールへはどうやって行きますか?
飛行機で行きます。日帰りツアーは約17時間で往復します。シナイのスタンプだけでは不十分なため、エジプトのビザが必要です。
ルクソールの日帰りツアーにパスポートは必要ですか?
はい。ルクソールへのツアーには、必ずパスポートを携帯してください。