フルガダのサブマリン、セミサブマリン、グラスボトムボート:どれを選ぶ?

· Joy TKT

フルガダでは、濡れずに紅海の海中世界を楽しめる3つの方法があります。船体ごと深く潜る「本物のサブマリン」、船の底部分だけが水中に入る「セミサブマリン」、そして船底のガラス窓から海中を覗く「グラスボトムボート」です。小さなお子様連れのご家族からは、どれが一番適しているのか、所要時間はどれくらいか、予約時にどう見分ければよいのかといったご質問をよくいただきます。

本ガイドでは、それぞれの船の特徴や、窓から見える景色、所要時間、そしてどのような方に最適かをご紹介します。ご予約前に、グループの皆様にぴったりのプランを見つける参考にしてください。

サブマリン、セミサブマリン、グラスボトムボートの違い

本物のサブマリンは、完全に密閉された船体が水面下に潜るタイプです。乗客は水面下のキャビンに座り、両側に並んだ丸窓から、潜航深度にあるサンゴ礁を間近に観察します。この3つの中で、実際に潜水するのはサブマリンだけです。

A coral reef with small fish, similar to the underwater scenery visible from Hurghada's submarines and glass-bottom boats.
Photo by Maahid Photos on Pexels

セミサブマリンは完全に潜ることはありません。下層デッキが水面下にあり、上部は水面に浮かんだままです。乗客は水面下のキャビンから窓越しに海中を覗き、船はゆっくりとサンゴ礁の上を移動します。

グラスボトムボートは常に水面に浮かんでいます。下層キャビンはなく、船底に埋め込まれたガラス窓から、真下の浅瀬のサンゴ礁を覗き込む仕組みです。

いずれも、泳ぎが苦手な方、小さなお子様、ご年配の方など、濡れずに紅海の魚やサンゴを見たいという方にとって、シュノーケリングツアーの代わりとなる手軽な選択肢です。

フルガダのサブマリン:見どころと体験

フルガダのサブマリンツアーでは、ボートで沖合のポイントまで移動し、そこから潜水艇に乗り換えます。エアコン完備のキャビンには両側に窓があり、潜水艇がサンゴ礁の深さまで潜るため、ダイビングに近い感覚を味わえます。

窓からは、サンゴ礁の造形やその周りを泳ぐ魚、海底の様子がよく見えます。船体外側のライトが照らす海中は幻想的です。移動中はガイドによる解説(録音の場合もあり)があり、見どころを案内してくれます。

実際に潜水するため、沈降時の感覚やわずかな気圧の変化があります。これをお子様がエキサイティングに感じることもあれば、不安に感じることもあるかもしれません。小さなお子様の場合は、予約前に年齢や身長制限についてオペレーターに確認することをおすすめします。

サブマリンは、ダイビングの免許は持っていないけれど、できるだけ本格的な潜水体験をしてみたいという学齢期のお子様や大人の方に最適です。

セミサブマリン:穏やかな乗り心地でサンゴ礁を間近に

フルガダのセミサブマリンツアーは、船の大部分が水上にあり、水中展望デッキが水面下にある構造です。水面下の窓からはサンゴや魚がはっきりと見え、船体が完全に潜ることはないため安心感があります。

Hurghada: Semi-Submarine Cruise with Snorkelling Stop

潜水艇ではないため揺れが穏やかで、気圧の変化もありません。ダイビングに不安を感じる小さなお子様や、乗り物酔いしやすい大人の方にも適しています。

セミサブマリンツアーの多くは、途中で海水浴やシュノーケリングの時間を設けています。セミサブマリン・クルーズ(シュノーケリング付き)は、こうした組み合わせが魅力のプランです。

幅広い年齢層のご家族にとって、セミサブマリンは「ダイビングほど本格的ではないが、グラスボトムボートより没入感がある」というバランスの取れた選択肢といえます。

グラスボトムボート:手軽に楽しめる沿岸クルーズ

グラスボトムボートは最もシンプルなタイプです。常に水面に浮いており、船底のガラスパネルから真下のサンゴ礁を覗きます。主に岸に近い浅瀬を移動します。

潜水はせず、観察エリアも限られているため、所要時間は短めです。メインの活動というよりは、ビーチでの一日や島への小旅行の合間に楽しむアクティビティとして最適です。

水面上の移動なので揺れが少なく、船酔いが心配な方、赤ちゃん連れの方、長いボートツアーは避けたいけれど少しだけサンゴを見たいという方に適しています。

フルガダのグラスボトムボートは、ツアーオペレーターによる事前予約よりも、ホテルやビーチのキオスクで直接手配されることが多いため、スケジュールや空き状況は流動的です。

窓から見える景色

どの船でも、サンゴの隙間を泳ぐ魚や、サンゴの形や色、時折通り過ぎる大きな魚が見どころです。海の透明度はその日の天候や海況に左右されるため、毎回同じ景色が見られるとは限りません。

サブマリンはより深いルートを通るため、サンゴ礁の広範囲を移動し、変化に富んだサンゴの構造を観察できます。

セミサブマリンの窓は水面近くですが、魚やサンゴを十分に近くで見ることができます。揺れが少ないため、小さなお子様も飽きずに長時間観察を楽しめます。

グラスボトムボートは、船の真下の限られた範囲しか見えませんが、小さなお子様が海中を覗くには十分な景色が楽しめます。水面下へ潜る感覚がないため、怖がる心配もありません。

各ツアーの所要時間

サブマリンツアーは、ホテルからの送迎や集合場所への移動を含め、合計で約1時間程度が一般的です。そのうち水中観察の時間は一部となります。

セミサブマリンツアーも単体であれば同程度の所要時間ですが、シュノーケリングの時間が含まれる場合は、より長く楽しめます。

グラスボトムボートは最も短く、20〜30分程度です。岸から近い場所を移動するため、移動時間がほとんどかかりません。

一日を通して楽しみたい場合は、セミサブマリン・クルーズ(シュノーケリング付き)のように、ビーチでの時間もセットになったプランを選ぶと、一日を充実させることができます。

各オプションの適性

泳げない方や濡れたくない方は、どのタイプを選んでも満足できるでしょう。どれもマスクやシュノーケルを装着する必要はありません。

赤ちゃんや幼児連れのご家族には、揺れが少なく潜水もしないセミサブマリンかグラスボトムボートがおすすめです。本物のサブマリンは、潜水の仕組みを理解でき、静かに座っていられる年齢のお子様に向いています。

船酔いしやすい方は、サブマリンやセミサブマリンは海上で過ごす時間が長いため注意が必要です。グラスボトムボートは短時間で岸に近いため、船酔いのリスクは比較的低くなります。

シュノーケリングも楽しみたい方は、別々に予約するのではなく、水中観察と海水浴がセットになったツアーを選ぶのが効率的です。

シュノーケリングやビーチでの一日と組み合わせる

フルガダには、海中観察とシュノーケリングを一日で楽しめるツアーが豊富です。ドルフィンハウス・シュノーケリング・ボートツアーでは、シュノーケリングの合間に野生のイルカに出会えるチャンスもあります。

様々なアクティビティを楽しみたいグループには、ビーチでの休憩が含まれるプランがおすすめです。オレンジベイ・ボートツアー(シュノーケリング付き)なら、海の中と砂浜の両方を満喫できます。

マフミヤ島ビーチリトリートのように、ビーチでのランチやリラックスタイムが充実した島へのツアーは、水中観察だけでなく一日中海辺で過ごしたいご家族に最適です。

水中観察に特化したツアーを選ぶか、ビーチやシュノーケリングを含めた一日コースを選ぶかは、海の上にいたい時間と砂浜で過ごしたい時間のバランスで決めると良いでしょう。

フルガダのサブマリン・セミサブマリンツアーの予約方法

サブマリンやセミサブマリンのツアーは、座席数に限りがありスケジュールが決まっているため、当日現地で探すよりも、事前にツアーオペレーターやJoy TKTのサイトから予約することをおすすめします。

多くのプランにはホテルへの送迎が含まれています。予約時に指定された送迎時間を確認し、ホテルのロビーでお待ちください。出発場所はホテルエリアによって異なる場合があります。

日焼け止め、帽子、歩きやすい靴をご用意ください。また、船酔いしやすい方は酔い止め薬を持参すると安心です。水中キャビンはデッキとは空調や感覚が異なることがあります。

グラスボトムボートは、ホテルのツアーデスクやビーチのキオスクで手配されることが多いため、ご希望の場合はホテルのスタッフに直接尋ねてみてください。

出発前のヒント

午前中の出発は午後よりも海が穏やかな傾向があります。小さなお子様連れや船酔いが心配な方は、早めの時間帯を選ぶのが賢明です。

シュノーケリング付きのツアーを予約した場合は、着替えを忘れずに。水着を服の下に着ておくと、ポイントに到着してすぐに海へ入れます。

予約前に含まれている内容を確認してください。セミサブマリンツアーでも、シュノーケリングが含まれるものと観察のみのものがあります。これにより一日のスケジュールや必要な持ち物が変わります。

小さなお子様連れの場合は、予約時に年齢を伝えてください。特に本物のサブマリンはセミサブマリンやグラスボトムボートよりも潜水が体感しやすいため、オペレーターから適切なアドバイスが得られます。

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