ザンジバル空港からヌングイ、ケンドワ、パジェ、ストーンタウンへ
ザンジバル空港はストーンタウンのすぐ南に位置しています。到着後の最初の悩みといえば、「目的地までどうやって行くか、どれくらい時間がかかるのか」ということではないでしょうか。ストーンタウンまでは車で20分から30分ほどとすぐですが、北部のリゾート地であるヌングイやケンドワまでは1時間半から2時間かかります。パジェなど東海岸エリアはその中間で、交通状況や道路工事の影響にもよりますが、通常1時間から1時間半を見込んでおくと良いでしょう。
空港到着時にタクシーを拾うことも、事前に送迎を予約しておくことも可能です。どちらを選んでも目的地にはたどり着けますが、現地での交渉の手間や、夜間の移動の安心感には大きな違いがあります。このガイドでは、距離や実際の道路状況、そして現地でタクシーを捕まえる場合と事前予約する場合の利便性の違いについて詳しくご紹介します。
ザンジバル空港への到着
アビード・アマニ・カルーム国際空港は国際線と国内線が発着する小規模な空港で、迷う心配はありません。到着後は入国審査へ進みます。多くの国籍の方は、オンラインで事前に申請していない場合でも、到着時にビザを購入することが可能です。待ち時間はフライトの混雑状況によりますが、通常30分以上かかることは稀です。

手荷物を受け取って外に出ると、大勢のドライバーや客引きが待ち構えています。長旅のあと、特に夜間の到着時は圧倒されてしまいがちですので、宿泊先の名前と住所を紙に書くか、スマートフォンに保存しておくとスムーズです。
事前に送迎を予約していれば、通常は名前を書いたボードを持ったドライバーが外で待機しています。事前に予約しておく最大のメリットは、到着直後に誰を信頼すべきか悩む必要がなく、そのまま予約した車に乗り込める点です。Joy TKTのプライベート空港送迎をご利用いただければ、出発前に手配を済ませることができ、移動のストレスがありません。
ヌングイとケンドワまでの距離
島の北端に位置するヌングイとケンドワまでは、空港から約50〜60キロメートルです。日中の交通状況が普通であれば、所要時間は1時間半から2時間ほどです。道のりの大半は舗装されており、ザンジバルタウンの郊外を抜けると、村々やスパイス農園、道端の露店が並ぶ一本道が続きます。
ザンジバルタウンを抜けるまでは道が狭く、ダラダラ(乗り合いバス)やバイク、歩行者が入り乱れるため、最も混雑します。街を抜けてしまえば比較的スムーズに走れますが、特に3月から5月の雨季には道路の陥没や工事箇所があることを想定しておいてください。
ケンドワとヌングイは近い距離にありますが、目的地は少し異なります。リゾートによっては最後の数キロメートルの道のりが異なるため、送迎を予約する際は滞在先を正確に伝えておくと安心です。
パジェと東海岸までの距離
パジェや近隣のジャンビアニ、ブウェジュウといった東海岸エリアは、空港から約50キロメートルの距離にあります。通常1時間から1時間半ほどかかります。ルートは海岸沿いではなく島の中央を横断する形となり、農地や小さな集落、ジョザニの森の端を通過します。

この内陸の道路は北へ向かうルートよりも交通量が少なく、街中の渋滞もありません。このルートの途中には、空港と東海岸の中間地点にジョザニの森や村を巡り、マングローブでカヌーを楽しむツアーの目的地があります。
北海岸への道と同様、路面状況は季節によって異なります。整備された舗装路がメインですが、特に海岸近くの宿泊施設へ向かう狭い道では、荒れた箇所があることも想定しておきましょう。
空港からストーンタウンへの移動
ストーンタウンは空港から最も近く、約6〜8キロメートルの距離です。通常は20分から30分で到着しますが、夕方のラッシュアワーには狭い街路が混雑するため、時間がかかることがあります。
ストーンタウンの旧市街は道が非常に狭く、車で入ることができません。ドライバーは旧市街の端にある駐車場や降車場所まで送ってくれます。そこからは徒歩での移動となりますが、ホテルによってはポーターを手配してくれることもあります。
ストーンタウンに滞在すれば、主要な観光スポットへ徒歩でアクセスできます。旧市街の歴史的建造物や市場を巡るウォーキングツアーを計画しているなら、移動手段を気にせず散策を楽しめます。
空港のタクシー利用について
到着ロビーの外には、駐車場を出る前からタクシーのドライバーや客引きが積極的に声をかけてきます。ザンジバルにはメーター制がないため、乗車前に必ず交渉して料金を確定させる必要があります。相場を事前に把握しておけば、その場で慌てずに済みます。
荷物を積み込む前に、料金が1台あたりのものか、人数あたりのものかを確認し、明確に合意してください。また、ドライバーが目的地を正確に理解しているか、ホテル名を確認しましょう。ヌングイやケンドワ周辺には多くのリゾートがあるため、場所を混同されることがあります。
支払いの際、高額紙幣だとお釣りがないと言われることがあるため、小銭を用意しておくと便利です。空港のタクシーは通常セダンタイプのため、荷物が多い場合や大人数の場合は、事前に大きな車が必要であることを伝えておきましょう。
送迎の事前予約のメリット
事前に送迎を予約しておけば、交渉のストレスから解放されます。目的地や車両タイプが決まっており、到着時にドライバーが待機してくれているという安心感は、長旅のあとには何よりの助けとなります。
小さなお子様連れの場合や、深夜に到着する場合、またケンドワやパジェのように中心部から離れた場所へ向かう場合は、ルートを熟知したドライバーを手配しておくことで、暗い中での道迷いを防ぎ、時間を節約できます。
空港からホテルまでのプライベート送迎を事前に手配しておけば、ヌングイ、ケンドワ、パジェ、ストーンタウンのどこへ行く場合でも、料金とドライバーが確定しているため、到着時に慌てる必要はありません。
夜間の道路状況
ストーンタウンを離れると、ザンジバルの道路には街灯がほとんどありません。夜間は村の人々や家畜、歩行者が道路の端を歩いていることが多く、昼間よりも視界が悪いため、ドライバーは慎重に運転します。そのため、昼間よりも所要時間が長くなる傾向があります。
ザンジバルへの国際線は夜間に到着することも多いため、滞在先へのルートを熟知したドライバーを手配しておくことは非常に重要です。これが、多くの旅行者が現地でタクシーを拾うのではなく、事前予約を選ぶ最大の理由です。
夜間はスピードバンプ(減速帯)や路面の陥没が見えにくいため、ドライバーは通常より速度を落とします。スケジュールには余裕を持たせておくと安心です。
昼間のドライブの楽しみ
日中のドライブは、ビーチ以外のザンジバルの素顔を見る絶好の機会です。スパイス農園や小さな農場、道端の果物屋、そしてフェンスで囲われていないありのままの生活風景が目の前に広がります。
主要道路には警察の検問所が定期的に設置されていますが、通常は一瞬で通過します。乗客が何かを求められることは稀ですが、パスポートはバッグの奥底ではなく、すぐ取り出せる場所に持っておくのが賢明です。
通り過ぎるスパイス農園に興味があるなら、スパイス農園ツアーとランチやスパイスツアーとランチ体験に参加してみるのもおすすめです。移動中の景色が、その後の観光のプレビューになります。
荷物、グループ、車両タイプについて
空港のタクシーは標準的なセダンがほとんどで、2〜3名と通常の荷物なら問題ありません。大人数のグループや、サーフボード、ダイビング機材、大型のスーツケースがある場合は、必ずミニバンをリクエストしてください。すべてのドライバーが大型車を用意しているわけではありません。
事前予約の送迎であれば、予約時に人数や荷物の量を指定するため、車両サイズが明確です。現地で「荷物が乗らない」といった気まずい事態を避けることができます。
ほとんどの送迎車にはエアコンが完備されています。12月から2月の暑い時期に訪れる場合は、快適な移動のためにエアコンの有無を確認しておくと良いでしょう。
スムーズな到着のためのヒント
データ通信が必要な場合は、空港到着ロビーを抜けた先にある売店で現地のSIMカードを購入しましょう。電話が使えれば、ドライバーやホテルとの連絡が格段に楽になります。
ホテルの住所と連絡先を印刷するか、スマートフォンに保存しておいてください。すべてのドライバーがインターネット検索できるわけではなく、ザンジバルのホテルは主要道路から看板が見えにくい場所も多いためです。
フライトを選べるのであれば、深夜の到着は避けるのが無難です。日中の方が道路状況を判断しやすく、移動もスムーズだからです。もし深夜到着が避けられない場合は、事前に送迎を予約しておくのが最も確実な選択です。
到着して落ち着いたら、ストーンタウンの散策や夕食付きサンセット・ダウ船クルーズ、プリズン島やナクペンダ砂州への日帰り旅行などを楽しんでみてください。一度移動を経験すれば、島の地理や距離感がつかめてくるはずです。