ダハブまたはシャルム・エル・シェイク発:カラード・キャニオン&ブルーホール日帰りツアー

· Joy TKT

カラード・キャニオンとブルーホールを巡る日帰りツアーでは、内陸の砂岩が織りなす狭い峡谷のハイキングと、ダハブ近郊の紅海沿岸にある有名なシンクホールでのシュノーケリングという、全く異なる2つの絶景を1日で満喫できます。シャルム・エル・シェイクまたはダハブのどちらからでも出発可能で、多くのツアー会社が早朝のピックアップから夕方や夜の帰着まで、丸1日の行程で催行しています。

このガイドでは、当日の具体的な流れや峡谷での歩行距離、おすすめの服装や持ち物、そしてシャルム・エル・シェイクのホテルやダハブのゲストハウスから参加する際に事前に確認しておくべきポイントを詳しく解説します。

カラード・キャニオン&ブルーホールツアーの内容

このツアーは2つのスポットを中心に構成されています。1つ目は、海岸から内陸に入った場所にある砂岩の峡谷「カラード・キャニオン」です。車でアクセスし、現地ガイドと共に徒歩で散策します。2つ目は、ダハブの北に位置する紅海沿岸のシンクホール「ブルーホール」です。こちらは歩くのではなく、水泳やシュノーケリング、休憩を楽しむための場所です。

シナイ半島の砂漠に広がる砂丘とカラード・キャニオン近くの地層が美しい山々
Photo by Ezmari Nabizadeh on Pexels

これら2つのスポットの間には、1時間以上の砂漠ドライブが含まれるのが一般的です。昼食はベドウィンのキャンプでとり、ブルーホールでは帰路につく前に自由時間を過ごします。ピックアップ場所や距離によって、峡谷を先に見学してから海岸へ向かうか、その逆の順番になるなど、行程の順序はツアー会社によって異なります。

朝早くから夕方まで丸1日かかるツアーですので、半日ではなく、1日かけてじっくり観光を楽しみたい方に最適です。どちらのスポットも主要な町から離れているため、行程を短縮することはあまり現実的ではありません。

シャルム・エル・シェイクまたはダハブからの出発

ツアーはシャルム・エル・シェイクとダハブの両方から催行されていますが、主な違いは観光内容ではなく移動時間です。シャルム・エル・シェイク発の場合、カラード・キャニオンやブルーホールまでの距離が長いため、両方のスポットを明るいうちに巡るには、夜明け前の早い時間のピックアップが一般的です。

ダハブ発であれば、峡谷もブルーホールも近いため、朝の出発が少し遅くても無理なく観光できます。ピックアップは各町のホテルや指定の場所で行われ、ミニバスで複数のグループを回ってから砂漠へと向かいます。

シャルム・エル・シェイクに滞在予定で、朝の出発を少し遅らせたい場合は、ダハブを拠点とするツアー会社が送迎に対応しているか確認してみる価値があります。距離が短いため、早起きによる負担を軽減できる可能性があります。

シナイ砂漠のドライブ

海岸から内陸へと続く道は、両側に山々がそびえ立つ広大な砂漠地帯です。時折ベドウィンのキャンプや検問所を通る以外は、ほとんど何もない荒野が広がります。ルート上には専門の現地ガイドが必要なエリアやセキュリティチェックがあるため、車両は通常、小さな隊列を組んで移動します。

カラード・キャニオンへ向かう途中のシナイ半島の険しい砂漠の山々
Photo by İrem Türkkan on Pexels

道中でトイレ休憩や飲み物の購入のために村や検問所に立ち寄ることもありますが、これらはあくまで短時間の休憩であり、行程に組み込まれた観光ではありません。ドライブそのものが、峡谷に到着するまでのシナイ半島の雄大なスケールを感じられる貴重な体験となります。

車内は砂埃が舞うことがあり、エアコンが効きにくい場合もあります。また、舗装道路から未舗装の道に入ると揺れも激しくなります。砂埃が気になる方はスカーフや羽織るものを用意し、貴重品はバッグに入れっぱなしにせず、身につけておくようにしましょう。

カラード・キャニオンのハイキング:歩行について

カラード・キャニオンは砂岩が削られてできた狭い峡谷で、この日のメインとなるアクティビティです。峡谷内の歩行距離は800メートルから1キロほどで、岩の造形を眺めたり写真を撮ったりする時間を含め、通常1時間から1時間半ほどかけて歩きます。

足元は砂や岩が多く、両肩が壁に触れるほど狭い場所もあります。岩を乗り越えたり、両手を使ったりする箇所もあるため、現地ガイドが狭い場所での安全な通り方を案内してくれます。

舗装された平坦な道ではないため、足元がしっかりしていて、多少のスクランブル(岩場歩き)を楽しめる方向けです。足腰に不安がある方、閉所恐怖症の方、抱っこなしでは短い登り坂を歩けない小さなお子様にはあまり適していません。

砂岩の壁が熱を蓄えるため、夏以外でも峡谷内は気温が高く、日陰が少ないのが特徴です。ガイドは通常、無理のないペースで歩きますが、こまめに水分補給をして休憩をとるようにしてください。

カラード・キャニオンの服装と持ち物

峡谷歩きで最も重要なのは、グリップ力の高い靴です。スニーカーや軽いトレッキングシューズが適しています。砂や鋭い岩場、岩登りがあるため、サンダルやビーチサンダルは避けましょう。また、砂や岩で汚れる可能性があるため、お気に入りの新品はおすすめしません。

服装は、熱中症対策とベドウィンの文化への配慮から、肩や膝を覆う通気性の良いものを選びましょう。ジーンズよりも、ゆったりとした長ズボンやロングスカートにTシャツを合わせるのが動きやすくて快適です。ショートパンツは岩場を登る際に引っかかることがあるので注意してください。

峡谷内には飲み物を買える場所がないため、十分な量の水を持参しましょう。日陰があっても直射日光が当たる場所が多いため、帽子、サングラス、日焼け止めも欠かせません。

水やカメラ、ブルーホールで使う着替えなどを入れるための小さなデイパックがあると便利です。峡谷歩きに不要な貴重品は、持ち歩かずにホテルに置いておきましょう。

ブルーホールでの水泳とシュノーケリング

ブルーホールは、紅海沿岸のリーフ(サンゴ礁)にあるシンクホールです。ダイバーやシュノーケラーの間では、浅瀬から突然深海へと落ち込む地形が有名です。この日帰りツアーでは、深海ダイビングではなく、浅瀬での水泳やシュノーケリングがメインとなります。

岸に近い浅瀬は波が穏やかで、水面からサンゴや熱帯魚を観察できるため、泳ぎに自信がない方でも指定された安全なエリア内であれば十分に楽しめます。海岸沿いにはカフェや休憩用のシェルターがあり、泳ぎ疲れたら日陰で休むことができます。

シュノーケリングギアはツアーに含まれている場合と、現地でレンタルが必要な場合があります。予約時に必ず確認しておきましょう。使い慣れたマスクやシュノーケルがある場合は、持参するとフィット感の心配がなく、すぐに水に入ることができるのでおすすめです。

ブルーホールでの自由時間は通常2時間ほどあり、シュノーケリングをしてから体を乾かしてリラックスするのに十分な時間です。峡谷歩きに比べて体力をあまり使わず、のんびりと過ごせる癒やしの時間となるでしょう。

ベドウィンキャンプでのランチ

多くのツアーでは、峡谷の近くや海岸に近い場所にあるベドウィン運営のキャンプで昼食をとります。低いクッションやマットに座るスタイルで、ライス、サラダ、パン、グリルチキンや煮込み料理といった、家庭的でシンプルな食事が提供されます。

この休憩は、峡谷歩きの疲れを癒やし、海岸への移動に備えるための大切な時間です。日陰でゆっくりと紅茶を飲みながら、次のアクティビティに向けて体力を回復させましょう。

食事制限がある場合は、事前にツアー会社へ伝えておいてください。キャンプのキッチンではグループ全員分をまとめて調理することが多く、当日のメニュー変更は難しい場合があります。ベジタリアン対応なども事前にリクエストしておくと安心です。

ブルーホールでの安全:ダイビングとシュノーケリングの違い

ブルーホールは、浅いリーフから急激に深くなる地形がダイバーに知られていますが、この深海エリアは経験豊富な認定ダイバーのみが、専門のガイドと共に潜る場所です。一般的な日帰りツアーのシュノーケリングや水泳とは全く別のものです。

このツアーに参加される方は、岸に近い浅いエリアで楽しむのが鉄則です。現地スタッフやガイドが境界線を教えてくれるはずですので、無理をして深い場所へ泳ぎ出さないようにしてください。

もしブルーホールでのダイビングを希望される場合は、ダハブのダイビングセンターを通じて個別に予約する必要があります。今回のツアーとは内容が異なりますので、シュノーケリングではなくダイビングが目的の場合は、予約時にツアー会社へ必ず確認してください。

ベストシーズン

春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)は気温が穏やかで、日陰の少ない峡谷歩きも快適です。ブルーホールの海況もこの時期は安定しています。

夏(6月〜8月)の砂漠は気温が非常に高くなるため、正午には峡谷がかなりの暑さになります。そのため、夏場は早朝の出発が特に重要です。ブルーホールでの休憩は、暑い砂漠歩きの後のクールダウンとして最高です。

冬は朝晩が冷え込むため、日中の日差しが強くても、ジャケットやフリースを1枚持っていくことをおすすめします。冬は海水の温度も下がるため、長時間泳ぐ予定の方は注意が必要です。

ツアーの予約について

Joy TKTのようなマーケットプレイスで予約する際は、ピックアップ場所がどこかを確認してください。シャルム・エル・シェイク発とダハブ発ではスケジュールや移動時間が異なります。宿泊先のホテルまで迎えに来てくれるのか、指定の集合場所まで自分で行く必要があるのかも確認しておきましょう。

また、昼食代やシュノーケリングギアのレンタル代がツアー料金に含まれているか、峡谷の入場料はどうなっているか、ブルーホールでの自由時間はどれくらいあるかなど、含まれる内容を事前にチェックすることをおすすめします。行程が似ていても、ツアー会社によって細かい条件は異なります。

グループの規模も確認しておくと良いでしょう。少人数のツアーであれば峡谷でのペースも柔軟ですが、複数のピックアップ場所を回る大人数のツアーもあります。静かなペースで楽しみたい場合は、シャルム・エル・シェイク発よりもダハブ発の少人数ツアーの方が適しているかもしれません。

最後に、悪天候や海況不良時の対応についても確認しておきましょう。強風でブルーホールでのシュノーケリングが難しい場合、出発を遅らせるのか、行程の順序を変えるのか、あるいは別の代替案があるのかなど、信頼できるツアー会社であれば事前に説明してくれるはずです。

このツアーはこんな方におすすめ

砂漠のハイキングと海での時間を1日で両方楽しみたい方や、少し体力を使ってアクティブに過ごしたい方に最適です。健康で、1時間程度のハイキングや岩場歩きが可能な大人や年長のお子様であれば、峡谷散策は十分に楽しめます。

一方で、足腰が不自由な方にはあまりおすすめできません。峡谷内には舗装された道がなく、岩を登る必要があるためです。また、狭い場所が苦手な方は、両側の壁が迫るような箇所があることを考慮に入れておいてください。

泳げない方でも、浅瀬で水遊びをしたり、岸辺でリラックスしたりしてブルーホールを楽しむことができます。泳ぎに自信がある方は、深いエリアには近づかず、浅瀬のサンゴ礁で色鮮やかな魚を観察するだけでも素晴らしい体験になるはずです。

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